思い込み・トラウマ・不安感の裏にあるもの

2017年1月7日

昨日は2017年初のマインドブロックバスター養成講座最終日でした。

門の鑑定もされて
マインドブロックバスターにもなられたNさんと、
潜在意識についてたくさんの話をしました。

人を理解するには「門」を知ることと、

さらに感情を理解するためには潜在意識の情報も
手がかりとなります。

 

たとえばNさんも私も健康に関しては
あまり不安を持たない方で、

自分のちょっとした不調にしても
家族の不調にしても
「このくらい大丈夫、すぐ治る」
と考える方でして、

実際に、自分も家族も、
多少の不調はあっても寝込むことはほとんどなく、病院にも滅多に行かないです。

 

これに対して

ちょっと頭が痛くなったとかちょっとお腹が痛くなると
こんな病気じゃないだろうか、
あんな病気じゃないだろうか、
とどんどん想像が膨らんで、

「死ぬんじゃないだろうか」

というところまでいつも想像が行き着いてしまい
ひどく落ち込みいっそう調子悪くなる人も
かなりいらっしゃいます。

 

ブロック解除には今年で5年近く携わってきたことになりますが、
「健康の不安」に分類されるブロックに対して
数々の人の潜在意識のイメージを見てきたところ、

・伝染病(ペストのような)が迫る街で、知人や家族が次々と倒れていく

・食糧不足により飢餓で骨と皮までやせ細り、お腹だけが膨らんでいる子どもたちが1人2人と亡くなっていく

・寒さで病をこじらせてしまうが、その病に効く薬草がどうしても手に入らず命を落としてしまう

など、

過去生的(現世でそのようなことを体験していない)と言えるイメージが
潜在意識の中に強く入っているのが分かりました。

それが過去生なのか、
ドラマや映画や本から刷り込まれたのか、
遺伝子の中に残っている遠いご先祖様の記憶なのか、
そのほかなのか

それはわかりませんが、

少なくともそのような特定のストーリーが潜在意識の中にデータとして入っていて、
それに強く影響されていて、
それを解除していくと不安も減っていく、ということは確かです。

 

他に分かりやすい例には恐怖症があります。

高所恐怖症では、

戦で劣勢になって退却して城に逃げ込もうとしたが
石垣と城壁を登ったところで足を滑らせて落ちてしまった

 

崖のそばにいたら
後ろから誰かに突き落とされてしまった

などのイメージが、

閉所恐怖症では

廊下の行き止まりまで追い詰められ
槍を持った兵士10人くらいに囲まれて
10本の槍を突きつけられている

などのイメージがありました。

 

そしてこれらを解除すると

「高所恐怖症だったのにスカイツリーに上れちゃいました♪」

などという喜びの声をいただいたりします。

 

他にも、
念願の音楽大学に合格はずのした人が
入学後しばらくして
「私、うまく演奏したらいけない気がする」
と言っていたことがあって、

それを聞いたみんなは不思議がって、

どうして?
うまく演奏できて悪いことなんかないじゃん?
大丈夫だよ!!

と口々に言っていたのですが、

のちに潜在意識のイメージを見てみると

ヨーロッパかどこかの小さな国の要人としてその国に仕えていた。
ある日その国は隣の大国に攻め込まれ、戦争に負けて、
要人という要人は捕えられ、ずいぶんひどい目に遭わされた。。

という、

言葉にするのもコワい身の毛のよだつイメージが入っていました。

つまり、

「能力があるとひどい目にあう」

という図式が潜在意識の中に刻み込まれていたのです。

それはこわいですよね。。。

 

そんなふうに、
はたからみても自分で客観的に見ても
「おかしい」と思えるような感情、
なのにどうしても取れない感情、

そのようなものの背景には

潜在意識に刻み込まれた独特のストーリーがあるのかもしれません。

 

みんな、
さまざまな事情を抱えて生きています。

意識できる事情だけでもいっぱいありますが、
無意識領域にも、いろんな事情を抱えているのですね。

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