先日、お客様とお話ししていた話題です。
大人が子供に、目を大事にしなさいと言う時って、たとえば、
「テレビから離れて見なさい!目が悪くなるよ!!」
と、言いませんか?
私もそう言われて育ちました。
でも、結果、最初の視力検査、小学校入学前の段階で、視力0.6・・・
小学3年生には1.5と1.2に回復しましたが、そこからまたジワジワと下がり、
中学生にはメガネ必須に、高校生でコンタクトに。
そういう人、たくさんいるんじゃないでしょうか。
これって、「目が悪くなるよ」という言葉が問題だと思うのです。
潜在意識はそのまま受け取りますから。
あ、悪くなるんだ、って。
つまり「目が悪くなる」という暗示をかけてるのと同じことではないかと。
大学で、同じ研究室にいた「ガリ勉君」の視力は、両方とも2.0でした。
それで、
本を読みすぎとか近いところを見過ぎとか、
あまり関係ないんじゃない?と思うようになり、
私の子供たちにはあえて、
いっさい目のことであれこれ言わないようにしてきました。
テレビを近くで見ていても、
本を暗いところで読んでいても。
まぁ、あまりにも近くでテレビを見てたりしたら、
「もうちょっと下がったほうがいいよ」
くらいのことは言って下がらせますが、
「目が悪くなるよ」という言葉は言わないようにしました。
まだ子供たちは一番上の子で6年生ですが、
今のところ、視力に問題はありません。
これからはどうなるか分からないですけどね、
両親とも目悪いですし。
(2019年現在:大1の子:メガネ、高2の子:視力1.5、小5の子:右目が0.7左目1.5)
お客様とは、
「風邪をひくよ」
という言葉も暗示になるのではないか、
と話していました。
風邪を気にする人ほど風邪をひきやすい傾向はある気がします。
風邪をひきやすいから風邪を気にするのか、
風邪を気にするから風邪をひきやすいのか、
どちらか分かりませんが・・・
うちでは息子が真冬にランニングとパンツで寝てたりしますが、
何も言わないことにしてます。
人間は本当は、5℃くらいまでは薄着でも適応できる、と、
聞いたこともありますし。
文明の進化のせいで、体温調節能力が退化したと。
で、息子は、真冬にランニングで寝たからと言って、
風邪はひきません。
(うらやましい・・)
子供たちはみんな、ほとんど皆勤賞モノ。
(2019年現在:長女は高校3年間皆勤で卒業、弟たちもほとんど欠席ナシ)
もっとも、遺伝的な体質はあると思うのです。
目が弱いとか、体が弱いとか。
小さい頃に発動する、先天的なものはしょうがないと思います。
私も乱視が入っていて、遺伝だと言われました。
しかし後天的にも体質が作られると思うので、
体質を強くしていくためには、
暗示的な言葉は避けたほうがよいのではないかと思います。
自分に対しても、
家族や周りの人に対しても。
世の中、最後は体力です!
大学時代にボート部主将の子がそう言ってて、
当時は「体力バカ」とかみんなから言われていましたが、
彼は正しかったんじゃないか?と思うこのごろです。